便秘に乳酸菌が効果的な2つの理由とは?摂る時のポイントも♪

2019年3月29日

便秘に乳酸菌が効果的って本当??

どんな種類の乳酸菌を摂ったらいいの??

ヨーグルトなどで有名な乳酸菌ですが、本当に便秘への効果があるのか気になりますよね。

そこで今回は、便秘に乳酸菌が効果的な2つの理由を解説したいと思います。

また、乳酸菌では便秘が治らなかった…という場合に知っておきたい、乳酸菌を摂る時のポイントについてもお話しするので、ぜひ参考にしてくださいね♪

便秘に乳酸菌が効果的な2つの理由とは

便秘に乳酸菌が効果的な2つの理由とは、

・腸内環境を改善する善玉菌だから

・悪玉菌の棲みにくい腸内環境を作る

です。

そもそも便秘になる原因の1つとして、腸内環境の乱れが考えられます。

不規則な生活や偏った食事で腸内環境が悪化すると、腸の動きが鈍くなって、便の排出がスムーズに出来なくなってしまうんです。

とりあえず出ればいい!と思って薬を使うこともあるかもしれませんが、それでは便秘の根本的な解決にはなりません。

また、薬を使い続けるとだんだん効果が弱くなり、薬の量を増やさないと効かなくなってしまうというデメリットもありますね。

便秘をきちんと治すには、乳酸菌を摂ることで腸内環境を改善して、便の排出を促す腸のぜん動運動を活発にすることが大切なんです。

というわけで、ここからは乳酸菌の便秘への効果を詳しく解説していきます。

乳酸菌は腸内環境を改善する善玉菌の一種

先ほどお話しした通り、便秘になる原因の1つとして腸内環境の乱れが挙げられます。

つまり、便秘を治すには腸内環境を改善することが大切なのですが、ここに大きく関わってくるのが「善玉菌」です。

善玉菌は腸に棲む細菌の一種で、身体にいい効果をもたらしてくれる菌です。

この善玉菌を増やしていくと、腸内環境の改善に繋がり、便の排出を促すぜん動運動も活発になるんです。

嬉しいことに乳酸菌も、腸内環境を整える効果のある善玉菌の一種なんですよ。

だから、便秘には乳酸菌を摂ることが効果的なんですね。

悪玉菌の棲みにくい腸内環境を作る

悪玉菌も腸内に棲む菌の1つですが、こちらは腸内環境を悪化させて便秘を引き起こす菌になります。

乳酸菌が便秘にいいもう1つの理由が、この悪玉菌が棲みにくい腸内環境を作ってくれるからなんです。

乳酸菌は糖類をエサにして「乳酸」を作り出すのですが、この乳酸は腸内を酸性に保つ効果があります。

悪玉菌はアルカリ性の環境が大好きなので、酸性の腸内では増えることが出来ないというわけですね。

健康な腸内は、善玉菌20%、悪玉菌10%、善玉にも悪玉にもなる日和見菌が70%というバランスになっているので、便秘を治すには悪玉菌を増やさないようにすることも大切です。

さて、ここまでで乳酸菌が便秘に効果的な理由が分かってもらえたと思います。

ただ、すでに乳酸菌を積極的に摂っているのに、全然便秘に効果がない…という人もいるかもしれません。

そんな時は、これからお話しする「乳酸菌を摂る時のポイント」を参考にしてもらうと、効果が違ってくるかもしれません。

乳酸菌を摂る時のポイントって??

便秘を治すために乳酸菌を摂る時のポイントは、

・便秘への効果が高い種類を選ぶ

・複数種類の乳酸菌を摂る

の2つです。

便秘への効果が高い種類を選ぶ

乳酸菌は沢山の種類が見つかっていますが、それぞれ得意分野が違います。

つまり、便秘を治したければ、便秘への効果が高い乳酸菌を選ぶ必要があるということですね。

ということで、便秘解消を得意分野とする乳酸菌を3種類紹介しておきます。

それが、

・ラブレ菌

・ガセリ菌

・EC-12

です。

ラブレ菌は「すぐき」という京都の漬物から見つかった植物性乳酸菌です。

自分の身を守る鎧のような成分をまとっていて、生きたまま腸に届きやすいという特徴があります。

そもそも乳酸菌などの善玉菌は、生きた状態で腸にたどり着いた方が高い効果を発揮する種類が多いです。

ただ、ほとんどの乳酸菌は酸に弱く、食べ物などで摂っても胃酸で死んでしまうんです。

便秘への効果を期待するならば、ラブレ菌のように生きて腸に届きやすい乳酸菌を選ぶようにしましょう。

2つ目のガセリ菌も、生きたまま腸に届きやすい乳酸菌ですが、もう1つ嬉しい特徴があります。

それが「腸に長く留まってくれる」ということ。

他の乳酸菌は数日で腸から排出されてしまいますが、ガセリ菌は90日後でも便の中から検出されたという研究結果があるんです。

生きて腸にたどり着きやすく、なおかつ長く留まるということは、他の乳酸菌よりも長期間の効果が期待できるということですね。

最後のEC-12乳酸菌は「フェカリス菌」とも呼ばれており、先ほど紹介した2つとは全く違う特徴があります。

EC-12は乳酸菌の中でも珍しいことに、「死菌の方が効果が高いことが分かっている」菌なんです。

飲み物やサプリに配合されているEC-12は、殺菌処理をされた状態で入っていることがほとんどです。

ということは、他の乳酸菌と違い、腸に届いた全てのEC-12が高い効果を発揮してくれるというわけなんです。

このように、便秘を治したい時には、高い腸内環境改善効果が期待できる乳酸菌を選ぶようにしましょうね。

複数種類の乳酸菌を摂る

先ほど、便秘解消を得意分野とする乳酸菌を紹介しましたが、どれか1種類だけを摂るのはあまりおすすめしません。

なぜなら、「相性のいい乳酸菌は人それぞれ違う」からです。

ラブレ菌と相性のいい人もいれば、ガセリ菌の方が便秘への効果を感じられる人もいるというわけですね。

1種類ずつ試していくという方法もありますが、一度に複数種類の乳酸菌を摂るようにした方が、便秘を治すのには効率的です。

ラブレ菌やガセリ菌が配合されたヨーグルトもありますし、EC-12が入った乳酸菌飲料もありますので、色々組み合わせて複数の乳酸菌を摂ることも出来ます。

ただ、沢山の食べ物を組み合わせて毎日食べ続けるというのは、正直かなり大変ですよね…。

そういう場合は、複数種類の乳酸菌を摂れるサプリを使うのもおすすめですよ。

実は、私も便秘には長年悩んでいて、ヨーグルトを食べたり便秘に効果があると言われる食べ物を色々試したりしました。

でも、食べ物だけではなかなか効果を感じられず、乳酸菌を摂れるサプリの助けを借りるようになりました。

すると、3~4日詰まっているのが当たり前だった状態から、ほぼ毎日すっきり出来るようになったんです。

もちろん食べ物に気をつけることも大切ですが、足りない分をサプリで補うことも必要なんだな…と感じたんですよね。

参考までに、私が実際に使っていいなと思ったサプリを紹介しておきます。

名前は「乳酸菌革命」です。


     小さいカプセルで飲みやすいです♪

このサプリには、先ほど紹介した

・ラブレ菌

・ガセリ菌

・EC-12

など、16種類もの乳酸菌が入っています。

さらに、乳酸菌を増やす効果のある食物繊維、オリゴ糖も一緒に摂れるというのが嬉しいところですね。

しっかりと乳酸菌を摂るために、良かったらチェックしてみてください。

→乳酸菌で便秘を治す

まとめ

便秘に乳酸菌が効果的なのは、

・腸内環境を改善する善玉菌だから

・悪玉菌の棲みにくい腸内環境を作る

という2つの理由があるからです。

便秘を治すために乳酸菌を摂る際は、

・便秘への効果が高い種類を選ぶ

・複数種類の乳酸菌を摂る

というポイントをしっかり守るようにしましょう。

乳酸菌を効率的に取り入れて、快調な毎日を手に入れてくださいね♪