硬くなった便を出す方法は?無理なく今すぐ出したい時の3つの方法

2019年2月11日

硬くなった便を出す方法を知りたい!!!

無理なく今すぐ出す方法を知りたい!!!

硬くなった便が全然出てこないと、どうしたらいいのか頭を抱えてしまいますよね…。

どんなに頑張っても出てこなかったり、力を入れすぎて、ついには出血してしまった…なんて、ツラい経験をしたこともあるのではないでしょうか。

今回は、硬くなった便を、無理なく今すぐにでも出す方法を解説しますので、この後の3つの方法をぜひ試してみてください。

硬くなった便を無理なく今すぐ出す方法とは?

硬くなった便を、無理なく今すぐ出す方法は、

・排便時の姿勢を変える

・肛門にお湯を当てて便を柔らかくする

・浣腸を使う

の3つです。

トイレでいくら頑張っても全然出てこない場合は、硬くなった便が蓋になってしまっている状態です。

硬い状態で肛門まで便が来てしまっているので、その時点で水分を飲んでも意味がありません。

まずは、硬くなった便を出す方法で、蓋になっている便を取り去ってから、その後の対策を考えましょう。

排便時の姿勢を変える

トイレに入って座った後、背筋をまっすぐにしていませんか??

それだと、筋肉によって肛門が開きにくくなってしまうんです。

より排便しやすくなるのは、前かがみになる姿勢です。

さらに、前かがみになった状態でかかとを上げると、腹筋に力が入るので、便を押し出す力が強まります。

硬くなった便を出す方法としては、ロダンの彫刻「考える人」の姿勢が理想だという研究結果も出ているんですよ。

それでも、硬くなった便が出てこない場合は、2つ目の出す方法を試しましょう。

肛門にお湯を当てて便を柔らかくする

肛門にお湯を当てて、直腸にお湯を入れることで、蓋になっている部分の便を柔らかくすることができます。

外出先の場合は、ウォシュレットを当てるのがいいですが、家にいるならシャワーを使いましょう。

シャワーの方が当てる角度や強度を調整しやすいので、直腸にお湯を入れやすくなります。

お湯を当てながら、お尻の力を入れたり緩めたりしていると、便が柔らかくなって出てきそうな感覚が分かるようになってきますよ。

ここまで硬くなった便を出す方法を試しても、まだ出てこない場合は、浣腸に頼るのも手です。

硬くなった便に浣腸を使う

浣腸の管で、排便を促す薬液を直接肛門に注入すると、直腸が刺激を受けます。

すると、一時的に腹圧が上がり、排出の力が高まるんです。

早い人だと、浣腸を使った瞬間に便意が来る人もいます。

ただ、浣腸を日常的に使っていると、浣腸がないと便が出なくなってしまうこともあるので、硬くなった便を出す方法の中でも、最終手段として使うようにしましょう。

また、毎回硬くなった便を出そうとする時に、痛かったり出血してしまう場合は、オリーブオイルを飲むというのも、スムーズに便を出す方法の1つです。

硬くなった便を出す方法でオリーブオイルがいい理由は?

硬くなった便を出す方法で、オリーブオイルを飲むといい理由は、「オイルが便を包んで潤滑油の役割をする」からです。

こちらは飲んだ瞬間にするんっ!というわけにはいきませんが、硬くなった便が肛門で蓋になる前の状態なら効果ありです。

また、腸内で食べたものと混ざることで便を柔らかくしてくれたり、腸を刺激して便の排出を促すという働きもあります。

このように、硬くなった便を出す方法を色々試して、蓋になった便を出した後は、そもそも便が硬くならないようにしないといけません。

そうしないと、今回紹介した硬くなった便を出す方法を、毎回行わないといけなくなってしまいますよね。

ということで、ここからは、便を硬くしないで、スムーズに出す方法をお話ししていきます。

便を硬くしないでスムーズに出す方法とは?

硬くなった便を出す方法を毎回試さなくていいように、便を硬くしないためには、「腸内環境を整える」ことが大切です。

健康な状態の腸内は、腸の動きを活性化してくれる善玉菌が20%、便秘を引き起こす悪玉菌が10%、善玉菌にも悪玉菌にもなる日和見菌が70%というバランスになっています。

腸内の善玉菌を増やすことで悪玉菌が減り、便の排出を促す腸のぜん動運動が活発になります。

すると、便が体内に長く留まらなくなるので、必要以上に水分が腸に吸収されず、便が柔らかいまま肛門にたどり着いてくれるんです。

だから、善玉菌を増やして腸内環境を整えることが、便を硬くしないために大切なんですね。

硬くなった便を出す方法は、

・排便時の姿勢を変える

・肛門にお湯を当てて便を柔らかくする

・浣腸を使う

の3つだということが分かってもらえましたか?

硬くなった便を出す方法を試して、蓋になっている部分を取り除いたら、便を硬くしない方法も実践していきましょう。