オリゴ糖は便秘に効果あり！より効果を得るための2つのポイントとは

2018年8月7日2019年2月13日

オリゴ糖の便秘への効果、気になりますよね？？

「オリゴ糖って、本当に便秘に効果あるの？」

「便秘に効果を発揮するようなオリゴ糖の摂り方って？」

などなど、オリゴ糖について疑問に思うことが色々あると思います。

そこで今回は、オリゴ糖の便秘への効果や、より効果を得られる飲み方の2つのポイントについてお話していきます。

オリゴ糖は便秘に効果あるの？

結論から言うと、オリゴ糖は便秘に「効果あり」です。

では、オリゴ糖が便秘にどのように作用するのか説明していきますね。

オリゴ糖は、ビフィズス菌や乳酸菌などの「善玉菌」のエサになることで、腸内の善玉菌を増やす効果があります。

善玉菌は、腸内環境を整えて便秘を治すのに、とても大切な菌です。

ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が作る短鎖脂肪酸は、便の排出を促す腸のぜん動運動を活発にしたり、腸内を酸性に保つことで、便秘を引き起こす悪玉菌の増殖を抑えたりする効果があります。

だから、便秘を治すためには、善玉菌を増やし、腸内環境を改善することが大切なんです。

そして、その善玉菌のエサになるオリゴ糖も、便秘に効果を発揮するということなんですね。

便秘に効果ありのオリゴ糖ですが、その効果をより実感するための摂り方として、2つのポイントがあるんです。

オリゴ糖の効果をより実感するための2つのポイントとは？

オリゴ糖の効果をより実感するための2つのポイントとは、

・発酵食品＆食物繊維と一緒に摂る

・便秘にいい種類のオリゴ糖を摂る

です。

発酵食品＆食物繊維と一緒に摂る

ヨーグルトやチーズ、味噌やキムチといった発酵食品には、乳酸菌がたっぷり含まれています。

先ほどもお話しした通り、乳酸菌は便秘解消のために増やしたい善玉菌の一種です。

乳酸菌も、オリゴ糖をエサにして増殖するので、オリゴ糖と発酵食品を一緒に摂ることで、便秘への効果が期待できるんですね。

例えば、オリゴ糖を多く含むバナナとヨーグルトを混ぜてみたり、こちらもオリゴ糖が豊富な玉ねぎやゴボウなどとキムチで炒め物にしてみたり、組み合わせは様々です。

オリゴ糖は熱に強いので、色々な料理に使ってみてくださいね。

さらに、食物繊維も乳酸菌のエサになるので、便秘への効果を期待して積極的に摂りたい成分です。

先ほどのバナナヨーグルトに、食物繊維が豊富なきな粉を足してみたり、キムチと野菜の炒め物に、食物繊維たっぷりのキノコを足してみるなど、色々レシピを考えてみるのも楽しいですね。

便秘により効果のあるオリゴ糖を摂る

オリゴ糖には様々な種類があり、虫歯予防にいいオリゴ糖や、美容効果が高いものなど、それぞれの得意分野が違います。

その中には、便秘解消にいいオリゴ糖も存在しています。

便秘解消効果を期待して摂りたいのは、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ミルクオリゴ糖などですね。

それぞれ、多く含まれている食べ物が違ってきます。

フラクトオリゴ糖は、トマトや玉ねぎ、バナナなどに多く、イソマルトオリゴ糖は、みりんや醤油などの調味料に含まれています。

そして、ミルクオリゴ糖は、その名の通り牛乳に入ってるオリゴ糖ですね。

便秘解消を得意分野とするオリゴ糖を摂ることで、その効果をしっかり実感してください。

ここまで、オリゴ糖の便秘への効果をしっかり得るための2つのポイントを紹介してきましたが、さらにもう1つ、大切なことがあるんです。