宿便を出す食べ物を知りたい!選ぶ際の「あるポイント」とは

2019年2月16日

宿便を出す食べ物は何があるのか、気になりませんか??

溜まりに溜まった宿便を出したいと思った時に、食べ物を気をつけることなら、1番簡単に始められますよね。

また、薬を使うよりも、身体に優しいというのも嬉しいところです。

でも、宿便を出す食べ物って、いったいどんなものを選べばいいのか、分からないことも多いですよね。

そこで今回は、宿便を出す食べ物を選ぶ際に、知っておきたい「あるポイント」と、そのポイントを押さえた食べ物を紹介します。

宿便に悩んでいた私も、これから紹介する宿便を出す食べ物を取り入れたおかげで、ほぼ毎日すっきり出来るようになったので、よかったら参考にしてみてくださいね♪

そもそも宿便ってどんなもの?

宿便を出す食べ物についてお話しする前に、そもそも宿便って何なのかお話ししておきます。

宿便という言葉は、主に2つの意味で使われています。

1つ目は「長い間排泄されず、腸に溜まっている便」のこと、そして2つ目は「腸壁にこびりついた食べカスや便」という意味です。

ただ、2つ目の「腸壁にこびりついた食べカスや便」については、「そんなものは存在しない」というお医者さんがほとんどです。

なぜなら、腸は常に動いている&ネバネバした消化液がずっと分泌され続けているため、腸壁には食べカスなどがくっつきにくい環境だからです。

医学用語としては、「宿便」という言葉がないというのも、このようなことが関係してるのかもしれないですね。

なので、ここでお話しする宿便については、「長い間排泄されず、腸に溜まっている便」という意味で使っていきます。

ただ、仮に腸壁にこびりついている食べカスや便があったとしても、今回お話しする宿便を出す食べ物を選ぶポイントは、役に立つと思います。

ではいよいよ、宿便を出す食べ物を選ぶ際に、知っておきたい「あるポイント」について紹介していきますね。

宿便を出す食べ物を選ぶ際の「あるポイント」とは

宿便を出す食べ物を選ぶ際に、知っておきたい「あるポイント」とは、「腸の動きを活発にする成分が入った食べ物を選ぶ」です。

便は腸が動くことでスムーズに運ばれるので、腸の動きが鈍くなると、宿便が溜まりやすくなってしまいます。

だから、腸の動きを活発にすることは、溜まった便を移動させて、排出を促すために大切なことなんです。

そして最初にお話しした、腸壁に食べカスがこびりついていた場合についても、腸が活発に動くことで、腸壁から食べカスが剥がれ落ちることも期待できますよね。

では、どうしたら腸の動きが活発になるのかというと、腸内環境を整えることが必要になります。

健康な腸というのは、宿便を出すのに効果的な善玉菌が20%、腸の動きを鈍くする悪玉菌が10%、善玉にも悪玉にもなる日和見菌が70%というバランスになっています。

ストレスや偏った食生活などで、このバランスが崩れると、腸内環境が乱れて宿便が溜まりやすくなるんです。

善玉菌を増やして腸内環境を改善すれば、溜まりに溜まった宿便をすっきり出すことが出来るというわけですね。

つまり、宿便を出す食べ物とは、「善玉菌を増やし、腸内環境を改善する成分が入っているもの」だと言えるんです。

では、宿便を出す食べ物を選ぶ際のポイントが分かったところで、具体的にどんなものを食べればいいのか、引き続き解説していきます。

具体的にどんな食べ物を選べばいいの?

具体的に、宿便を出す食べ物はどんなものを選べばいいのかというと、

・発酵食品

・食物繊維の多い海藻や豆類

・オリゴ糖の多い玉ねぎやバナナ

・カカオ70%以上のチョコレート

などです。

発酵食品

キムチやチーズ、味噌などの発酵食品には、善玉菌のひとつである乳酸菌が沢山入っています。

先ほどもお話しした通り、宿便を出す食べ物とは、「善玉菌を増やし、腸内環境を改善するもの」ですから、善玉菌そのものを摂れる発酵食品は、最適な食べ物だということですね。

また、同じく発酵食品であるヨーグルトには、ビフィズス菌が豊富です。

ビフィズス菌も善玉菌の一種で、さらには腸内の善玉菌の99%を占めるとも言われています。

ちなみにビフィズス菌は、40度くらいの温度が1番活発に活動するので、ヨーグルトを温めて食べるのがおすすめですよ。

食物繊維の多い海藻や豆類

食物繊維も、宿便を出す食べ物で積極的に摂りたい成分です。

食物繊維は善玉菌のエサになるので、腸内の善玉菌を増やすサポートをしてくれるんです。

それだけでなく、腸を刺激して、便の排出を促すぜん動運動を活性化させたり、食べたものと混ざって便を柔らかくする作用もあります。

その食物繊維が多く含まれているのが、ひじきなどの海藻や、大豆などの豆類になります。

大豆を粉末にしたきな粉も食物繊維がいっぱいなので、ヨーグルトにきな粉を入れて食べるのもいいですね。

オリゴ糖の多い玉ねぎやバナナ

オリゴ糖も、食物繊維と同じく善玉菌のエサになる成分なので、宿便を出す食べ物になります。

オリゴ糖が豊富なのは、玉ねぎバナナ、他にははちみつなどですね。

ちなみに、先ほど食物繊維が多いと紹介した大豆にも、大豆オリゴ糖が入っています。

私は、ホットヨーグルトにきな粉とはちみつを入れたものを、宿便を出す食べ物として毎日摂っているのですが、結構効果を感じています。

これを取り入れる前は、何日も便が出ない日が続いて、ずっとお腹が重い感覚があったのですが、食べるようになってからは、すっきり出来る回数が増えました。

ただ、食物繊維もオリゴ糖も、食べ物だけで必要な量を摂るのが難しかったりするので、私はサプリも取り入れるようにしています。

きな粉とはちみつ入りヨーグルトだけだと、毎日すっきり!とまではいかないんですが、サプリを追加することで、ほぼ毎日お通じが来るようになったので、たいぶ活発に腸が動くようになったんだなと感じています。

カイテキオリゴ」という、オリゴ糖と食物繊維が入ったサプリなのですが、この記事で詳しく紹介しているので、宿便を出す食べ物と一緒にチェックしてみてくださいね。

そして最後は、高カカオのチョコレートについてお話しします。

カカオ70%以上のチョコレート

チョコレートが宿便を出す食べ物になるって、意外に思うかもしれませんね。

実は最近の研究で、便秘気味の女性たちに、カカオ70%以上のチョコレートを2週間食べてもらったところ、排便回数と便の量が増えたという報告がされているんです。

これは、カカオに含まれるたんぱく質が消化されにくい性質を持っており、大腸まで届くことで善玉菌のエサになったと考えられています。

カカオたんぱく質によって増えた善玉菌が、腸の動きを活発にしてくれたということですね。

最近は、コンビニなどでもカカオ70%以上のチョコレートを見かけるようになってきたので、手軽に手に入ると思います。

宿便を出す食べ物を選ぶ際は、「善玉菌を増やし、腸内環境を改善する成分が入っているか」というポイントを押さえ、

・発酵食品

・食物繊維の多い海藻や豆類

・オリゴ糖の多い玉ねぎやバナナ

・カカオ70%以上のチョコレート

などを取り入れるといいと分かってもらえたでしょうか。

宿便を出す食べ物をしっかり摂って、腸の中をすっきりキレイにしちゃいましょう♪