善玉菌のエサになるもの5選!身近な食べ物で善玉菌を増やそう♪
善玉菌のエサになるものって何があるのか、知りたいですよね??
善玉菌を増やして腸内環境を整えると、便秘が治ったり、肌荒れが改善するなど、嬉しい効果が沢山あります。
そのためには、善玉菌のエサになる成分を積極的に摂ることが大切です。
そこで今回は、善玉菌のエサになる5つの成分と、その成分が豊富な食べ物を紹介していきます。
どれもスーパーなどで簡単に手に入るものばかりなので、ぜひ参考にしてください♪
善玉菌のエサになる5つの成分とは
善玉菌のエサになる5つの成分とは、
・食物繊維
・オリゴ糖
・グルコン酸
・乳酸菌
・麹菌
です。
腸に棲む善玉菌には色々な種類があり、それぞれ好きなエサが違います。
なので、これらの成分を複数組み合わせて摂った方が、効率的に善玉菌を増やすことが出来ますよ。
では早速、それぞれの成分と含まれる食べ物について、詳しくお話ししていきますね。
食物繊維
食物繊維には、腸を刺激して動きを活発にする不溶性と、血糖値の急激な上昇を防いだり、コレステロールを身体から排出する水溶性の2種類があります。
腸内環境を改善するには、この2種類をバランスよく摂った方がいいのですが、善玉菌のエサになりやすいのは、腸内で分解されやすい水溶性です。
水溶性食物繊維が多く含まれている食べ物は、
・海藻
・寒天
・こんにゃく
・果物
などです。
色々な食べ物から水溶性食物繊維を摂って、善玉菌のエサにしてくださいね。
オリゴ糖
オリゴ糖も、善玉菌のエサになる成分です。
オリゴ糖は、消化性と難消化性の2種類があり、その中でも特に摂りたいのが、「難消化性」のオリゴ糖です。
難消化性オリゴ糖は、胃で消化されずに腸までたどり着くことが出来ます。
善玉菌は腸で増えるので、難消化性の方が、善玉菌のエサとしての役割を果たせるというわけですね。
難消化性と言われるのは、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、ミルクオリゴ糖などで、玉ねぎやバナナ、牛乳などに含まれています。
ただ、オリゴ糖も先ほど紹介した食物繊維も、食べ物だけで1日に必要な量を摂るのが、実はかなり難しい成分です。
食物繊維は1日に18~20gほど摂りたいところですが、現代人が実際に摂れているのは、わずか14g程度だと言われています。
オリゴ糖も、1日に必要な量は5gですが、バナナで17本、玉ねぎでも毎日1個食べなければいけません。
なので、食事からも取り入れつつ、足りない分はサプリで補ってあげると、善玉菌のエサとして十分な量を摂ることが出来るのでおすすめです。
グルコン酸
グルコン酸は、善玉菌の一種であるビフィズス菌のエサになり、その数を増やすことが、研究により確認されています。
ビフィズス菌は、腸内に棲む善玉菌の99%を占めると言われているので、グルコン酸は積極的に摂りたい成分ですよね。
グルコン酸は、
・お酢
・ハチミツ
・しいたけ
・大豆
などに含まれています。
例えば、ビフィズス菌入りヨーグルトにハチミツを入れて食べると、善玉菌とエサを同時に摂ることが出来ますね。
乳酸菌
乳酸菌は、善玉菌の一種でありながら、他の善玉菌のエサにもなる成分です。
発酵食品に豊富に含まれているので、
・キムチ
・チーズ
・ぬか漬け
・味噌
・醤油
などを積極的に食べるようにしましょう。
また、最近は乳酸菌入りのチョコがあったり、乳酸菌入り飲料も沢山ありますよね。
もちろん、これらで乳酸菌を取り入れてもいいのですが、同時に糖分もたっぷり摂取することになるので、ほどほどの量にした方がいいでしょう。
麹菌
麹菌は、味噌や醤油、ぬか漬け、日本酒などを作る際に使われている菌です。
つまり、先ほど乳酸菌が豊富だとお話しした発酵食品を食べると、善玉菌のエサをダブルで摂れてしまうということですね。
麹菌が大豆や米を発酵させることで麹となり、その麹の酵素は、食物繊維やオリゴ糖を作り出します。
食物繊維とオリゴ糖も、善玉菌のエサになる成分だとお話ししましたよね。
また、麹の中でも、特に米麹が作り出す酵素は、善玉菌を大幅に増やすという研究結果が発表されています。
ちなみに、米麹を使った甘酒は、「飲む点滴」「飲む美容液」などと言われ、話題になっています。
これは、善玉菌のエサとして腸内環境改善のサポートをするだけでなく、栄養成分のアミノ酸やミネラル、美容効果の高いビタミンB群も含まれているからです。
善玉菌を増やすだけでなく、美肌成分も一緒に摂れる甘酒、ぜひ生活に取り入れてみてください。
善玉菌のエサになる成分は、
・食物繊維
・オリゴ糖
・グルコン酸
・乳酸菌
・麹菌
などです。
どれも身近な食べ物から摂ることが出来ますので、しっかり善玉菌を増やして、腸内環境を改善してくださいね♪