もち麦で便秘解消!便秘を悪化させない3つのポイントとは
もち麦が便秘解消にいいのは本当??
逆に便秘が悪化するって聞いたけど、どっちなの??
ダイエットにいいなど、テレビや雑誌で話題になり、スーパーの定番商品になりつつあるもち麦。
便秘解消にも効果的だと聞き、食べている人も多いのではないでしょうか。
でも、それと同じくらい、もち麦を食べたら便秘が悪化した…という話も聞きますよね。
もち麦には、便秘解消のために摂りたい成分がたくさん入っています。
ただ、間違った食べ方をしていると、さらに便秘がひどくなる可能性があるんです。
そこで今回は、もち麦が便秘解消にいい理由と、逆に便秘が悪化した…とならないために守りたい3つのポイントについて、詳しくお話ししていきます。
もち麦が便秘解消にいいのは何で?
もち麦が便秘解消にいいのは、
・2種類の食物繊維が豊富
・レジスタントスターチが摂れる
という2つの理由があるからです。
2種類の食物繊維が豊富
食物繊維には、不溶性と水溶性の2種類があり、それぞれが便秘解消に大切な働きを持っています。
不溶性は、水分を吸収することで数倍~数十倍に膨らみ、腸を刺激して動きを活発にします。
すると、便の排出を促すぜん動運動が活性化されるので、便秘解消に繋がるというわけなんです。
また、便の量が少ないことも便秘の原因になるのですが、不溶性食物繊維を摂ることで、便の量を増やすことが出来るという効果もあります。
もう1つの水溶性食物繊維は、水に溶けてゼリー状になり、食べたものと混ざることで便を柔らかくしてくれます。
さらに水溶性は、腸内環境を改善して便秘解消をする善玉菌のエサにもなるんです。
このように、それぞれの食物繊維が異なった働きをするため、便秘解消には、両方をバランスよく摂る必要があります。
嬉しいことにもち麦には、2種類の食物繊維が豊富に入っています。
そのため、もち麦は便秘解消に最適な食べ物なんですよ。
レジスタントスターチが摂れる
レジスタントスターチとは「難消化性でんぷん」のことで、でんぷんなのに消化されず、食物繊維と同じ働きをするということで、最近注目されている便秘解消成分なんです。
しかも、不溶性と水溶性どちらの性質も持っていて、腸を刺激してぜん動運動を活発にしつつ、善玉菌のエサにもなるという万能さがあります。
もち麦には、このレジスタントスターチが含まれているというのも、便秘解消にいい理由なんです。
レジスタントスターチは白米にも入っているので、もち麦ご飯にするのがおすすめです。
ちなみに、温かい状態よりも冷めている方がレジスタントスターチの量が増えるので、便秘解消のためには常温くらいで食べるのがいいですよ。
もち麦は冷めても食感が良く、白米だけよりもおいしく食べられるので、ぜひ試してみてください。
このように、食物繊維とレジスタントスターチを摂れるというのが、もち麦が便秘解消にいい理由です。
ただ、最初にお話しした通り、食べ方によっては逆に便秘が悪化することもあります。
そこでここからは、もち麦で便秘を悪化させないための3つのポイントについて解説していきますね。
便秘を悪化させないための3つのポイントとは
もち麦で便秘を悪化させないための3つのポイントとは、
・30分以上もち麦を水に浸ける
・たっぷりの水分と一緒に食べる
・善玉菌も取り入れる
です。
先ほどもお話ししましたが、もち麦には食物繊維が豊富に含まれています。
便秘解消効果のある食物繊維ですが、沢山の水分を吸収するため、便の水分まで奪ってカチカチに硬くしてしまうこともあるんです。
硬くなった便は腸に詰まり、スムーズに排出できなくなってしまうというのが、もち麦を食べると便秘が悪化する理由です。
さらに、便秘で腸の動きが鈍くなっている時にもち麦を摂り過ぎると、膨らんだ食物繊維を含んで量の増えた便が、またまた腸に詰まってしまうというわけです。
これらを防ぐのが、先ほど紹介した3つのポイントです。
では、それぞれについて詳しくお話ししていきますね。
30分以上もち麦を水に浸ける
便秘解消のためにもち麦ご飯を作る時は、最低30分は水に浸けてから炊くようにしましょう。
出来れば、1時間は浸けておくといいですね。
炊飯時も大量の水を吸うので、もち麦の2倍の水を入れるようにしてください。
もち麦が10gなら水は20g、もち麦が50gなら水が100gといった感じです。
こうして炊いても、もちもちと歯ごたえのある食感にはなりますので、消化しやすいようにしっかり噛むことも忘れないでください。
たっぷりの水分と一緒に食べる
もち麦は、炊き終わった後も水分を吸収して膨らみます。
もちろん、胃や腸の中でも同じことが起きるので、他に食べたものや便から水分を吸ってしまうというわけです。
便の水分が奪われて硬くなるのを防ぐために、たっぷりの水分を摂りながらもち麦を食べることが、便秘解消のためには大切なんですね。
ちなみに水分を摂る時は、できるだけ温かい飲み物を選ぶようにしましょう。
腸を温めることで血流が良くなり、動きが活発になるので、便秘解消効果をアップすることが出来ますよ。
善玉菌も取り入れる
便秘になっていると、腸内環境が乱れて腸の動きが鈍くなっていることが多いです。
その状態でもち麦を食べると、膨らんだ食物繊維で増えた便を運ぶことが出来ず、腸に詰まってしまうことがあります。
さらに、腸内環境が悪化しているということは、善玉菌の数も少なくなっています。
せっかく、善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維やレジスタントスターチをもち麦で取り入れても、善玉菌自体の数が少なかったら、増えるものも増えませんよね。
なので、食べ物などで善玉菌を摂って腸内環境を改善すると、もち麦の便秘解消効果を高めることが出来るというわけなんです。
例えば、善玉菌の一種である乳酸菌が豊富な発酵食品を食べたり、腸内の善玉菌の99%を占めると言われるビフィズス菌が入ったヨーグルトもいいですね。
ただ、このように食べ物から取り入れても、乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱いので、腸に届く前にほとんどが死んでしまいます。
なので、便秘解消への効果を考えたら、生きたまま菌を届ける工夫がされたサプリを一緒に使うと、より効率的に善玉菌を取り入れられますよ。
ちなみに私がおすすめするのは、口コミでも大人気の「乳酸菌革命」です。
このサプリには、ビフィズス菌、ガセリ菌、ラブレ菌など16種類の乳酸菌が配合されています。
人それぞれで相性のいい菌が違うので、複数種類を摂ることで、より効果を感じやすくなるんですよね。
しかも嬉しいことに、このサプリには、自分を守る殻を持った「有胞子乳酸菌」も含まれているので、熱や胃酸に負けにくいんです。
さらに、胃酸に強い耐酸性カプセルを使っているところも、菌が生きたまま腸までたどり着きやすくなるポイントです。
もち麦で便秘を悪化させないためにも、よかったら参考にしてくださいね。
もち麦が便秘解消にいいのは、
・2種類の食物繊維が豊富
・レジスタントスターチが摂れる
という2つの理由があるからです。
もち麦で便秘を悪化させないように、水分を摂ったり、サプリで善玉菌を取り入れて、すっきり便秘解消を目指してください♪