便通を改善する食べ物って何?選ぶ際に確認したい「あること」とは

2019年2月15日

便通を改善する食べ物って何があるのか、知りたいですよね。

「薬に頼らずに、食べ物で便通を改善したいな~」

「逆に、便通を悪くする食べ物ってあるの??」

などなど、便通と食べ物の関係って、よく分からないことが多くないですか??

実は、便通を改善する食べ物を選ぶ際には、確認したい「あること」があるんです。

今回は、その「あること」を踏まえて、便通を改善する食べ物、そして便通を悪くする食べ物を紹介していきます。

毎日の食事を改善するだけで、便通に大きな影響を与えるので、ぜひ読んでみてくださいね♪

便通を改善する食べ物を選ぶ際に確認したい「あること」とは

便通を改善する食べ物を選ぶ際に確認したい「あること」とは、「腸内の善玉菌を増やす成分が入っているか」です。

そもそも、何日も出ない…とか、便が硬くてトイレの時間がツラい…などの悩みがある場合は、腸内環境が乱れている可能性があります。

便通を改善するには、腸内環境を整える必要があるんです。

偏った食生活などで腸内環境が乱れると、便通を改善してくれる善玉菌が減り、便通を悪くする悪玉菌が増えていきます。

すると、腸の動きが鈍くなり、ずーっと腸内に溜まったままの便が腐ってしまう…そしてさらに悪玉菌が増え、便通がどんどん悪くなる…という悪循環に陥ってしまうんです。

善玉菌の割合が増えていくと、腸を刺激して動きを活発にしてくれたり、悪玉菌が増えるのを防いでくれるので、腸内環境が整い、便通も改善していくというわけですね。

だから、便通を改善する食べ物は、善玉菌を増やす成分が入っているものを選ぶといいんです。

ということで、ここからは、便通を改善するために選びたい、善玉菌を増やす成分が入っている食べ物を紹介していきますね。

善玉菌を増やす成分が入っている食べ物は何があるの?

便通を改善するために選びたい、善玉菌を増やす成分が入っている食べ物とは、

・乳酸菌が豊富な「発酵食品」

・オリゴ糖が豊富な「玉ねぎやバナナ」

・食物繊維が豊富な「キノコや海藻」

などです。

ここで挙げたのも、便通を改善する食べ物の一部にはなりますが、それぞれについて、詳しくお話ししたいと思います。

乳酸菌が豊富な「発酵食品」

発酵食品に多く入っている乳酸菌は、善玉菌の一種です。

善玉菌を増やす成分ではなく、善玉菌自体を摂れるということですね。

乳酸菌が作り出す乳酸は、腸内を酸性に保つ効果があり、アルカリ性の環境が好きな悪玉菌が増えるのを防止してくれるんです。

この乳酸菌が豊富な発酵食品には、キムチやぬか漬け、味噌・醤油、さらにチーズやヨーグルトなどがあります。

ヨーグルトには、こちらも善玉菌の一種であるビフィズス菌も多く入っていますね。

オリゴ糖が豊富な「玉ねぎやバナナ」

オリゴ糖は、善玉菌のエサになり、腸内の善玉菌を増やす助けをしてくれます。

オリゴ糖にも色々な種類があるのですが、便通の改善にいいのは、玉ねぎやバナナに入っているオリゴ糖です。

善玉菌を合わせて摂るのがおすすめなので、ヨーグルトにバナナを入れてみたり、玉ねぎや味噌・醤油を使って炒め物などを作るのがいいですね。

食物繊維が豊富な「キノコや海藻」

キノコや海藻などの食べ物には、便通を改善するサポートをする食物繊維が豊富です。

食物繊維も、善玉菌のエサになる成分ですが、それだけでなく、腸を刺激して、便の排出を促すぜん動運動を活発にしたり、食べたものと混ざって便を柔らかくしてくれる作用もあります。

キノコや海藻の他にも、大豆などの豆類、キャベツやゴボウといった野菜類にもたっぷり含まれています。

大豆から作られるきな粉とヨーグルトを合わせたり、野菜や海藻を使って味噌汁を作るなど、こちらも善玉菌と一緒に摂れると最高ですね。

さて、便通を改善する食べ物が分かったところで、便通を悪くする食べ物も知っておきましょう。

便通を悪くする食べ物とは?

便通を悪くする食べ物には、

・肉

・添加物の多い加工食品

・タンニンが含まれるもの

などがあります。

肉の食べ過ぎは便通を悪くする

お肉には、たんぱく質や脂肪が多く含まれていて、毎日毎日食べ続けていると、どんどん悪玉菌が増えてしまいます。

適度に食べる分には問題ないので、お肉を食べる回数を減らしてみたり、善玉菌を増やす食べ物を一緒に摂るようにしましょう。

添加物の多い加工食品

コンビニやスーパーのお惣菜や冷凍食品には、腐るのを防ぐための保存料など、食品添加物が沢山使われています。

これらの添加物は、善玉菌の動きを邪魔することもあり、腸内環境にはあまりいい働きをしません。

毎日忙しいからといって、お惣菜や冷凍食品などで食事を済ませていると、便通の改善が遠のいてしまいますよ。

タンニンが含まれるもの

最後にタンニンについてですが、タンニンが腸に膜を張ることで動きを鈍らせ、ぜん動運動が弱くなってしまうと言われているんです。

緑茶や赤ワイン、柿などに含まれているため、便通を改善したい時は、これらの飲み物や食べ物を避けた方がいいですね。

というわけで、便通を改善する食べ物と悪くする食べ物を紹介してきましたが、食べ物の見直しに加え、他の方法も組み合わせると、より効率的に便通を改善していくことができます。

こちらも一緒に見てもらえると、便通の改善がもっと近づくと思うので、良かったらのぞいてみてください。

便通を改善するには、「善玉菌を増やす成分」が入った食べ物がいいと分かってもらえたでしょうか。

乳製品、オリゴ糖、食物繊維が入った食べ物を選んで、便通の改善を目指していきましょう♪