ラクトフェリンの効果を解説!身体に嬉しい「7つのコト」とは

2019年4月22日

ラクトフェリンの効果って何なのか、気になりますよね。

ラクトフェリンが身体にいいというのは聞いたことがあっても、具体的にどんな効果があるのかって、よく分からないと思います。

そこで今回は、ラクトフェリンが効果を発揮する「7つのコト」について、詳しく解説します。

どれも身体に嬉しいことばかりなので、ぜひ日々の生活に取り入れてみてくださいね♪

そもそもラクトフェリンって何??

ラクトフェリンとは、人間の母乳や哺乳動物の乳、涙や唾液などに含まれる機能性タンパク質のこと。

生まれたばかりの赤ちゃんを感染症などから守ってくれる、バリア機能を持った成分なんです。

ラクトフェリンを体内に1番多く持っているのが乳児で、その後は年齢と共に減少していきます。

もちろん赤ちゃんだけでなく、大人の身体を守ってくれる成分でもあるので、ぜひ積極的に摂ってみてくださいね。

では早速、ラクトフェリンが効果を発揮する「7つのコト」について解説します。

ラクトフェリンが効果を発揮する「7つのコト」とは

ラクトフェリンが効果を発揮する「7つのコト」とは、

・便秘の改善

・痩せやすい身体になる

・内臓脂肪を減らす

・貧血を予防する

・風邪や病気にかかりにくくなる

・花粉症などのアレルギー症状を抑える

・感染症の予防

です。

便秘の改善

便秘を改善するには、腸内環境を整えて、便の排出をスムーズにする腸のぜん動運動を活発にすることが大切です。

実はラクトフェリンには、腸内環境を改善する効果があるんです。

腸内環境を悪化させる悪玉菌は、鉄をエサにして育つのですが、ラクトフェリンは鉄とくっつく力が強いので、悪玉菌から鉄を奪ってくれる効果があります。

ラクトフェリンがエサを減らしてくれるので、悪玉菌の増殖を防いでくれるというわけですね。

さらにラクトフェリンには、腸内環境を整える善玉菌の一種、ビフィズス菌を増やしてくれる効果まであるんです。

腸内にいる善玉菌の99%を占めると言われるビフィズス菌、増やすことが出来るのはとても嬉しいですよね。

このように、ラクトフェリンのダブル効果によって腸内環境が整うので、便秘の改善に繋がるというわけです。

痩せやすい身体になる

ラクトフェリンの効果で腸内環境が改善すると、身体の基礎代謝がアップします。

基礎代謝とは、心臓を動かしたり体温を維持するなど、生きているだけで消費されるエネルギーのこと。

実は、1日に消費されるエネルギーの70%は、この基礎代謝によるものなんです。

今までと同じ生活をしていても、エネルギーがより多く消費されるようになるので、痩せやすくなるというわけですね。

内臓脂肪を減らす

内臓脂肪とは、その名の通り内臓の周りについた脂肪のこと。

油っこい食べ物をたくさん食べたり、運動不足などが続くことで蓄積されていきます。

また、年を重ねることで基礎代謝が落ちることも、内臓脂肪増加の原因になるんです。

この内臓脂肪が増えると、高血圧や糖尿病などの生活習慣病になるリスクが上がり、脳梗塞や心筋梗塞など死に繋がる病気になる恐れも…。

嬉しいことにラクトフェリンは、内臓脂肪を減らすのに役立つという研究結果が出ています。

ラクトフェリンが内臓脂肪細胞に働きかけることで、脂肪の分解を促したり、脂肪が溜まるのを抑制してくれるんです。

先ほどお話しした通り、ラクトフェリンは基礎代謝アップという面でも内臓脂肪に効果を発揮しますから、ぜひ積極的に摂ってみてくださいね。

貧血を予防する

貧血を予防するには、鉄分をしっかり摂ることが大切です。

鉄分が不足すると、貧血の他にも「だるい」「疲れやすい」と感じるようになったり、少しの運動でも息切れしやすくなるといった症状が出ることも。

ラクトフェリンには、鉄とくっつく力がとても大きいという特徴があります。

ラクトフェリンを摂取することで、少量の鉄でも効率的に体内に吸収できるようになり、貧血の予防に繋がるというわけですね。

風邪や病気にかかりにくくなる

風邪や病気の予防には、免疫力をアップして細菌やウイルスと闘う力を大きくすることが大切です。

ラクトフェリンには、免疫細胞の一種であるナチュラルキラー細胞の数を増やしたり、働きを高める効果があります。

ナチュラルキラー細胞には「生まれながらの殺し屋」という意味があり、ウイルスやガン細胞を攻撃してくれるんです。

さらに、ラクトフェリンによって腸内環境が改善することも免疫力アップに繋がり、風邪や病気の予防に役立つんですよ。

花粉症などのアレルギー症状を抑える

花粉症などのアレルギー反応は、免疫細胞のバランスが崩れることが原因の1つになります。

身体に入ってきた花粉を異物だ!と判断すると、体内から排除するために抗体を作り出します。

免疫バランスが崩れていると、この抗体の働きが大きくなり、くしゃみや鼻水、涙などの症状がひどくなってしまうんです。

免疫細胞の7割は腸に集まっているため、ラクトフェリンの効果で腸内環境が改善すると、免疫バランスが整い花粉症の症状が和らぐと言われています。

感染症の予防

ラクトフェリンには、細菌やウイルスを包み込み、胃の粘膜に付着するのを防ぐ効果があります。

これにより、胃潰瘍を引き起こすピロリ菌、ノロウイルスから身体を守ってくれるだけでなく、同じく菌の感染から起こる歯周病や口臭の予防にも繋がるんです。

ということで、ラクトフェリンには身体に嬉しい7つの効果があると分かってもらえたでしょうか?

では最後に、ラクトフェリンを摂る方法には何があるのか、紹介しておこうと思います。

ラクトフェリンを摂るにはどうしたらいいの??

最初にお話しした通り、ラクトフェリンは哺乳動物の乳にも含まれており、牛乳にも入っています。

ただ、ラクトフェリンは熱に弱いという特徴があります。

スーパーなどで売っている牛乳は加熱処理されているものが多いので、ラクトフェリンの効果を得るのには向いていません。

同じ牛乳でも、ラクトフェリンが追加で配合されているものを選んだり、ラクトフェリン入りのヨーグルトを食べるようにしましょう。

店頭で見かけることがあまりないのですが、森永が「ラクトフェリンヨーグルト」や宅配商品の「ラクトフェリンFe」という乳飲料を販売していますね。

さらに言うと、ラクトフェリンは胃酸にも弱いので、耐酸性カプセルを使ったサプリで摂るというのもオススメです。

毎日継続して摂ることが大切なので、ぜひ自分に合った方法を見つけてくださいね。

まとめ

ラクトフェリンは身体を守ってくれるタンパク質で、

・便秘の改善

・痩せやすい身体になる

・内臓脂肪を減らす

・貧血を予防する

・風邪や病気にかかりにくくなる

・花粉症などのアレルギー症状を抑える

・感染症の予防

という7つの効果があります。

ラクトフェリンが配合された飲み物やヨーグルト、サプリなどを使って、しっかり効果を取り入れるようにしてくださいね♪