ラフィノースに副作用はあるの?飲む際に注意したい「あること」とは
ラフィノースに副作用はあるのか、気になりませんか??
お腹の調子を整えてくれるラフィノースですが、副作用があるのか知っておかないと、安心して飲むことができませんよね。
そこで今回は、ラフィノースに副作用はあるのか、そして、飲む際に注意したい「あること」についてお話ししていきます。
ラフィノースに副作用はあるの?
ラフィノースの副作用には、「適切な量を超えて飲み過ぎると下痢になる」というものがあります。
これは、ラフィノースを含めた他のオリゴ糖にも共通しています。
なぜ、ラフィノースを飲み過ぎると、副作用で下痢になるのかというと、ラフィノースなどのオリゴ糖が持つ「浸透圧が高い」という性質が関係しています。
浸透圧が高いというのは、簡単に言うと水分を集めやすいということです。
例えば、野菜や肉に塩をかけてしばらく置いておくと、野菜や肉から水分が出てきますよね。
塩も浸透圧が高い成分で、野菜や肉の水分が、塩に集まってくることによって起こる現象なんです。
そして、ラフィノースを飲み過ぎた場合も、同じことが大腸内で起こってしまうんです。
ラフィノースを必要以上に含んだ便には、大腸内の水分が集まってきます。
すると、便がたくさんの水分を吸収することになり、副作用で下痢になってしまうんです。
ただ、これは1日に必要な量を大幅に超えた場合です。
適切な量を守って飲めば、このような副作用は起こりません。
ということで、最初にお話しした、飲む際に注意したい「あること」とは、「適切な量のラフィノースを飲む」ということです。
では、ラフィノースの適切な量とは、どのくらいを指すのでしょうか。
1日にどのくらい飲むのが適切なの?
ラフィノースは、1日にどのくらい飲むのが適切なのかというと、2歳までは1g、3~5歳で2g、6~19歳で3g、成人で5g程度と言われています。
ただ、この量を少し超えたからといって、すぐに副作用が起こるというわけでもありません。
健康な女性たちに、45~60gのオリゴ糖を摂取させたところ、何人かが下痢になったという調査があるのですが、これは1日に必要な量の9~12倍です。
つまり、1日に必要な量の9~12倍もの量を摂って、その中の何人かが下痢になるというレベルです。
摂る量をきちんと守れば、副作用を気にすることはありません。
そのくらい安心できる成分なので、あまり副作用を気にせず、ラフィノースを飲んでくださいね。
さて、ラフィノースの副作用について分かったところで、今度はラフィノースの嬉しい作用について説明していきます。
ラフィノースを飲むとどんなことにいいの?
必要な量を大幅に超えなければ、副作用を気にすることのないラフィノースには、
・腸内環境を整える
・アトピー性皮膚炎を改善する
という2つの嬉しい作用があります。
腸内環境を整える
ラフィノースは、腸内環境を整える効果のある善玉菌のエサになります。
善玉菌がラフィノースを食べることで、腸内で善玉菌がどんどん増えてくれるんです。
そして、腸内環境が改善されると、便秘が解消されたり、ニキビなどの肌荒れも良くなるなどの嬉しい効果がたくさんあります。
便秘の場合は、便の水分が足りず、硬くて排出しにくい状態になっていることもありますよね。
先ほど、ラフィノースを摂りすぎると下痢になるという副作用についてお話ししましたが、適切な量のラフィノースを飲めば、ちょうどいい量の水分を便が吸収できるので、硬い便を柔らかくしてくれるんです。
便秘が改善されると、便秘によって発生していた有害物質が肌に悪影響を与えることもなくなり、綺麗な肌も手に入るというわけです。
アトピー性皮膚炎を改善する
ラフィノースは、アトピー性皮膚炎に対する治療効果が確認されていて、小児科でラフィノースが処方されることも多いんです。
これは、アトピーの原因になるといわれる菌を、ラフィノースが抑制してくれるからだと考えられています。
ラフィノースは、ここまでお話ししてきた通り、副作用がほぼ無いことに加え、乳児からお年寄りまで幅広く飲むことのできる、安全性の高い成分なんです。
身体のことを考えたら、むしろ積極的に飲んでいきたいですよね。
ちなみにラフィノースは、てん菜(砂糖大根)から取れる成分で、サプリで摂るのが一般的です。
私がおすすめするのは、ラフィノースを主成分として配合し、口コミとネットだけで日本一売れているオリゴ糖サプリ「カイテキオリゴ」です。
お医者さんも勧めているということなので、良かったら見てみてください。
ラフィノースには、「目安量の10倍くらいの量を摂ると下痢になる」という副作用があるが、目安量を少し超えても副作用の心配をすることはないということが分かりましたね。
ラフィノースを適切に飲んで、嬉しい効果をしっかり実感してください♪