冷え性と便秘を改善する方法5選!両方治すには◯◯を温めよう♪
冷え性と便秘を改善するにはどうしたらいいのか、気になりますよね。
常に女性を悩まし続ける、冷え性と便秘。
どちらも頑固で、全然治らなくて苦労しているのではないでしょうか。
実は、冷え性と便秘は大きく関係していて、身体の◯◯を温めることで、どちらも改善することが出来るんです。
そこで今回は、冷え性と便秘の改善のために温めたいものと、5つの温め方を紹介します。
冷え性と便秘を改善するために温めたい◯◯とは
冷え性と便秘を両方改善するために温めたいのは、「腸」なんです。
冷え性の自覚がある人は、手足の冷えで悩んでいることも多いと思います。
実は、手足が冷たいのは、胃や腸など、命を保つために重要な役割をする内臓が冷えている可能性があるんです。
内臓の冷えは、身体が生命の危機だと判断して、最優先で温めようとします。
全身のエネルギーが、内臓を温めることに集中するので、手足は冷えてしまうんです。
冬山で遭難すると、生命維持が最優先され、手足から冷えて凍傷になってしまうのと同じですね。
そして、その内臓の中でも、冷え性と便秘の両方にかかわってくるのが、腸なんです。
腸は、主に食べ物を消化し、栄養を吸収、そして便を作り出す場所です。
その腸が冷えると、食べ物を消化する機能が悪くなり、便の排出を促すぜん動運動も鈍くなってきます。
消化機能が悪くなれば、便の作られるスピードが遅くなるし、ぜん動運動が鈍くなれば、便は腸に長い間溜まってしまいます。
すると、必要以上に便の水分が身体に吸収されて、硬い便が出来上がります。
カチカチの便は詰まってしまい、上手く排出されないので、便秘になってしまうというわけですね。
また、食べ物を消化するという働きには、身体の熱を作り出す役割もあるので、消化機能が弱ると、身体の熱が作られにくくなる…という悪循環にもなります。
腸の冷えが改善されれば、身体を温めるエネルギーが手足にも回るし、腸の動きが活発になって、便がスムーズに排出されるようになります。
つまり、腸を温めてあげることは、冷え性や便秘の改善のために、とても大切なことなんです。
というわけで、ここからは、腸を温めるにはどうしたらいいのか、その方法を5つ紹介したいと思います。
腸を温める5つの方法って?
冷え性と便秘を改善するために、腸を温める5つの方法とは、
・白湯(さゆ)を飲む
・身体を温める食べ物を選ぶ
・シャワーで済ませず湯船に浸かる
・腹筋を鍛える
・腸内環境を改善する成分も摂る
です。
白湯を飲む
白湯とは、水を沸騰させて、飲めるくらいまで冷ましたお湯のことです。
熱いけど飲めるな…くらいの温度がいいですね。
先ほどお話しした通り、便秘の原因の1つに、便の水分が必要以上に奪われ、硬くなってしまうということが挙げられます。
だから、こまめに水分補給をすることで、柔らかい便を作ることが出来るんです。
ただ、冷たい水だと腸を冷やしてしまうので、温かい白湯を飲むことで、水分を摂りつつ、腸も温められるというわけですね。
身体を温める食べ物を選ぶ
食べ物には、身体を温めるものと冷やすものがあります。
寒い地域で育った食べ物は、身体を温める効果があり、南国など温かい地域で育ったものは、身体を冷やしてしまいます。
身体を温める食べ物で有名なのは、生姜ですよね。
風邪を引いた時に飲むといい「生姜はちみつ湯」は、腸を温めるのに最適ですし、はちみつには、便秘改善にもいい成分が入っているのでおすすめですよ。
すり下ろした生姜とはちみつを、お湯に溶かすだけなので、ぜひ試してみてください。
その他にも、ゴボウやニンニク、身体の代謝を上げる酵素が含まれている発酵食品など、身体を温める食べ物は沢山あるので、積極的に取り入れるようにしましょう。
シャワーで済ませず湯船に浸かる
お風呂をシャワーで済ませず、ちゃんと湯船に浸かることも、冷え性や便秘の改善に効果的です。
少しぬるめのお風呂にゆっくり浸かることで、身体の中までじんわり温めることが出来ます。
また、湯船に浸かってリラックスすると、副交感神経が優位になります。
身体がリラックスして、副交感神経が優位になると、逆に腸の動きは活発になるので、便秘にもいい効果があるというわけですね。
腹筋を鍛える
筋肉は熱を生み出す働きがあるので、筋肉量が少ないというのも、冷えに繋がります。
もちろん、どこの筋肉を鍛えてもいいのですが、まずは腹筋を鍛えることをおすすめします。
なぜなら、腹筋は便秘改善にも関係してくるからなんです。
腹筋が少ないと、お腹に力が入らず、便を押し出す力が弱くなります。
だから、腹筋をつけることは、身体の熱を生み出す働きも高まり、便を押し出す力も強くなるという一石二鳥になるんです。
腸内環境を改善する成分も摂る
腸内環境が改善されると、腸の動きが活発になり、便秘が解消されます。
また、腸の動きが活発になるということは、食べ物を消化する機能も高まりますよね。
消化がスムーズに行われれば、身体の熱を作り出す働きも良くなるので、便秘も冷え性も改善されるというわけです。
腸内環境の改善には、善玉菌を増やすことが大切です。
善玉菌は、腸内環境を整え、便秘を治す効果のある菌です。
食べ物からも摂ることが出来ますので、ここで紹介しておきますね。
まず、善玉菌とは、ビフィズス菌や乳酸菌のことを指します。
ビフィズス菌が摂れるのは、ヨーグルトが有名ですよね。
善玉菌は、40度前後が1番活発に働くと言われているので、レンジでチンして、ホットヨーグルトにするのがおすすめです。
腸を温めることを考えても、ホットヨーグルトの方がいいですしね。
ちなみに、便秘にはどんなヨーグルトを選んだらいいのかについては、こちらで解説してるので、参考にしてみてください。
そして、先ほど身体を温める食べ物として紹介した発酵食品には、乳酸菌が豊富です。
身体を温められて、腸内環境も改善できるって嬉しいですよね。
また、善玉菌のエサになって、腸内環境の改善を助けてくれるオリゴ糖と食物繊維も、積極的に摂りたい成分です。
食物繊維には、腸を刺激して動きを活発にしたり、食べたものと混ざって、便を柔らかくする働きもあります。
この2つの成分も、先ほど身体を温めると紹介した食べ物で摂ることが出来るんですよ。
オリゴ糖が多いのはニンニク、食物繊維が多いのは、ショウガとゴボウです。
ただ、オリゴ糖も食物繊維も、食べ物だけで1日に必要な量を摂るのが結構難しいので、サプリで補ってあげるのもいいと思います。
ということで、ここまで冷え性と便秘を改善する5つの方法を紹介してきましたが、いきなり全てを始めるのは大変だと思うので、出来そうなことから、少しずつ始めてみてください。
冷え性と便秘を改善するには、腸を温めることが大切で、
・白湯を飲む
・身体を温める食べ物を選ぶ
・シャワーで済ませず湯船に浸かる
・腹筋を鍛える
・腸内環境を改善する成分も摂る
という5つの方法がおすすめです。
出来ることから始めて、冷え性も便秘も、両方しっかり改善してきましょう♪