きな粉が便秘解消にいい2つの理由!効果を上げるレシピも紹介♪

2019年2月17日

きな粉が便秘解消にいい理由、気になりますよね。

スーパーで簡単に手に入り、飲み物に入れたりお菓子作りにも使えるきな粉。

そんなきな粉がどうして便秘解消にいいのか、分からないことも多いと思います。

そこで今回は、きな粉が便秘解消にいい2つの理由について、詳しくお話ししていきます。

さらに、きな粉の便秘解消効果を上げるレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてください♪

きな粉が便秘解消にいい2つの理由とは

きな粉が便秘解消にいい2つの理由とは、

・食物繊維が豊富

・オリゴ糖が摂れる

です。

きな粉は、炒った大豆を粉状にしたもので、大豆の栄養素をまるごと摂れるというメリットがあります。

つまり、便秘解消に効果的な成分もしっかり摂れるということですね。

きな粉に入っている食物繊維とオリゴ糖は、どちらも便秘解消に必要な成分になります。

この後、詳しく解説していきますので、積極的にきな粉を取り入れてみてください。

食物繊維が豊富

きな粉には、食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維が多い食べ物は色々ありますが、その中でもきな粉はかなり上位の含有量です。

食物繊維には、不溶性水溶性の2種類があり、どちらも便秘解消に効果的です。

不溶性は、水分を吸収して数倍~数十倍に膨らみ、腸を刺激します。

この刺激によって腸の動きが活発になり、便の排出を促すぜん動運動が活性化されるので、便秘解消に繋がるというわけです。

そして水溶性は、水に溶けてゼリー状になり、食べたものと混ざることで便を柔らかくする働きがあります。

便が柔らかくなると腸に詰まらないので、スムーズに排出されるようになるということですね。

さらに水溶性は、腸内環境を改善して便秘解消をする善玉菌のエサにもなります。

このように、それぞれの食物繊維が便秘解消に効果を発揮するので、どちらもバランスよく取り入れることが大切です。

嬉しいことにきな粉には、不溶性と水溶性両方の食物繊維が入っているんです。

便秘解消には、不溶性2:水溶性1の割合がいいのですが、きな粉は不溶性が多く含まれているので、この割合もバッチリなんですよ。

オリゴ糖が摂れる

オリゴ糖も便秘解消に必要な成分で、食物繊維と同じく善玉菌のエサになります。

きな粉には、大豆オリゴ糖が含まれていて、これを食べると善玉菌が増えるので、腸内環境が改善していくというわけです。

ちなみに同じ大豆製品でも、豆腐や豆乳は大豆を搾って作られているので、オリゴ糖の量が少なくなっています。

さらに納豆に至っては、納豆菌がオリゴ糖を分解してしまうので、全く摂ることが出来ません。

大豆をまるごと使用しているきな粉は、オリゴ糖をしっかり摂れるので、便秘解消に向いている食べ物なんですよ。

では、きな粉が便秘解消にいい2つの理由が分かったところで、その効果をさらに上げることが出来るレシピを紹介していきます。

きな粉の便秘解消効果を上げるレシピとは

きな粉の便秘解消効果を上げるレシピとは、

・きな粉+豆乳+はちみつ

・きな粉+バナナ+ヨーグルト

・きな粉+あんこ

の3つです。

味も間違いない組み合わせなので、試してみてくださいね。

きな粉+豆乳+はちみつ

この組み合わせが便秘解消にいいのは、きな粉と豆乳で食物繊維とオリゴ糖を摂れるだけでなく、はちみつにもオリゴ糖が豊富だからです。

オリゴ糖は複数種類を取り入れた方が便秘解消効果が上がるので、フラクトオリゴ糖とイソマルトオリゴ糖の2種類が入っているはちみつをプラスした方がいいんです。

ちなみに、フラクトオリゴ糖は胃で消化されず、腸まで届きやすい「難消化性」で、腸を刺激して動きを活発にする作用もあるのが嬉しいところですね。

さらに、はちみつには、オリゴ糖と同じく善玉菌のエサになるグルコン酸も豊富なんですよ。

飲み物は冷たいままよりも、温かい方が腸の動きが良くなるので、豆乳を温めて作るようにしましょう。

きな粉+バナナ+ヨーグルト

バナナには、食物繊維とオリゴ糖だけでなく、「レジスタントスターチ」という便秘解消成分も入っています。

レジスタントスターチは「難消化性でんぷん」のことで、でんぷんでありながら消化されず、食物繊維と同じ働きをするんです。

しかも、不溶性と水溶性両方の働きを持っていて、腸の動きを活発にし、善玉菌のエサにもなるので、最近注目の成分となっています。

そしてヨーグルトには、乳酸菌ビフィズス菌が豊富です。

どちらも善玉菌の一種なので、この3つの組み合わせは、善玉菌自体とエサを同時に摂れて効率的なんです。

ちなみにヨーグルトは、生きたまま腸に届きやすい「bb536」ビフィズス菌が入った森永ビヒダスがおすすめです。

乳酸菌やビフィズス菌は40度くらいが1番活発に働くので、ホットヨーグルトにするといいですよ。

きな粉+あんこ

あんこは、小豆から作られています。

この小豆には、先ほど紹介したレジスタントスターチが豊富に含まれているんです。

その量はバナナより多く、同じくレジスタントスターチが含まれるご飯の20倍とも言われています。

なので、甘いものが食べたくなった時は、洋菓子よりきな粉+あんこの和菓子を選ぶといいですね。

パンに塗ったり、あんこが入っているきな粉おはぎもいいですし、ホットケーキに乗せても美味しいですよ。

さてここまで、きな粉の便秘解消効果やレシピについてお話ししてきました。

とは言っても、きな粉大さじ1杯で摂れる食物繊維は、3g弱です。

食物繊維は1日に18~20gは必要なので、これでは足りません。

オリゴ糖も、1日に必要な量は大さじ10杯程度食べないと摂れないです。

だからと言って、きな粉を大量に食べるのも良くないんです。

きな粉は、豆類の中でもカロリーが高い食品ですし、摂り過ぎると、イソフラボンの効果でホルモンバランスが崩れる可能性も。

1日に摂る量は、大さじ1杯くらいにしておいた方がいいでしょう。

なので、きな粉だけで便秘解消できなかった場合は、他の食品やサプリから、食物繊維とオリゴ糖を補うようにしてください。

ちなみに私も便秘に悩んでいて、先ほど紹介した3つのレシピを実践しているのですが、それだけだと効果が弱めだったので、一緒に食物繊維とオリゴ糖が摂れるサプリを取り入れています。

粉末状で味も変わらないので、きな粉はちみつ豆乳やきな粉バナナヨーグルトに入れるだけでなく、料理に使ったりもします。

私が使っているのは、赤ちゃんからお年寄りまで使えて、日本一売れているオリゴ糖サプリだという点もポイントが高いんですよね。

こちらで詳しくお話ししているので、よかったら参考にしてください。

きな粉が便秘解消にいいのは、

・食物繊維が豊富

・オリゴ糖が摂れる

という2つの理由があるからです。

効果を上げるレシピを取り入れつつ、サプリなども使用しながら便秘解消を目指してくださいね♪